東京で歴史があり今も活気づいているアメ横

テレビなどでも良く取り上げられるのは、アメ横です。アメ横は歴史が古く第二次世界大戦後、ひっそりとした東京の中でも、人々が移動に使う上野駅を拠点に作られた闇市がスタートです。

戦後の日本は食糧難で食べ物が十分にない時代に、勝国アメリカの主導のもと配給制で食料を確保していました。もちろん衣服なども十分にいきわたることもない時代でした。そんな時代にできた闇市とは、アメリカ軍の横流し品である、食べ物や衣類が流通した市場なのです。そこがスタートでアメ横という名前がついたといわれています。

その時代に、闇市は新宿や渋谷、池袋などにも存在し、それぞれ現在は大きなターミナルになっていますが、その当時の闇市から進化して商店街という形で残っているのはアメ横だけです。もちろん、現在では東京にはショッピング街がたくさん点在し、不自由することはなくなり、アメ横の在り方が変わってきています。今では築地と並び東京の台所と称されているようで、年末年始の買い物に高級食材も販売されています。年末のお客は1日50万人以上というのでその人気はわかりますね。

東京上野ということで人の流れもあり、平日でも10万人以上が出向くといわれています。取扱い商品も子供から女性、お年寄りなど幅広い人たちにむけています。生鮮食料品や衣料品、靴、化粧品などが有名で宝石などジュエリーも扱われています。活気あふれる商店街は、年中無休で朝8時から夜9時まで営業をしていてパワーを感じます。観光者にはアメ横以外にも上野は見どころが多く、春は桜、夏は蓮が見どころです。また、日本初のパンダの飼育をはじめた上野動物園もあり、日本発展の原点を感じることができるのではないでしょうか。

24時間スーパーやネットスーパーが増えてきた中で、昔ながらの人情あふれる市場では、値引き交渉など人間対人間のつながりを感じます。おしゃれな東京ばかりではなく、戦後ここまでになるために活躍してきた市場も東京の顔です。